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乳酸は疲労物質ではない!〜筋肉とエネルギー代謝の真実〜


トレーニングをする2人の女性

こんにちは。高岳、久屋大通エリアにあるリラクゼーション&パーソナルトレーニングジムBRECの土方です!


トレーニングをする際、「乳酸が溜まって疲労している」と口にしたことはないでしょうか?

実際、乳酸は疲労物質ではないということが判明しています。

今回は乳酸と疲労感について解説していきます。



1.乳酸について


乳酸については、運動中に疲労の原因とされることがありますが、実際には乳酸は疲労物質ではありません。乳酸は、筋肉がエネルギーを産生する際に一時的に生成される有機酸の一つであり、体内で再利用される重要な役割を果たしています。

運動中に筋肉が活発に動くと、酸素供給が追いつかなくなり、無酸素状態でエネルギーを産生する乳酸発酵が始まります。この過程で乳酸が生じ、血液中に蓄積されることがありますが、その後も体内で再利用され、エネルギー代謝に寄与しています。



2.疲労感の正体とは?


実際の疲労感は、乳酸そのものが原因ではなく、乳酸の生成と同時に増加する水素イオンによる酸性化が主な要因とされています。この酸性化により、筋肉の収縮が阻害され、疲労感が生じるのです。



3.疲労感に対する対策


運動によって筋肉の疲労耐性が向上し、乳酸の蓄積による疲れを軽減することができます。また、運動後のリカバリーや栄養補給も重要です。適切な栄養摂取や休息を通じて、筋肉の回復をサポートしましょう。



まとめ


乳酸はエネルギー産生に関与する重要な役割を果たしており、単なる疲労物質ではないことを理解することが大切です。正しい知識を持ちながら運動を楽しみ、健康的な生活を送りましょう。乳酸を誤解することなく、体を健やかに保ちましょう。


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